5LC交流例会&地域社会学習Vol.1「マザーレイク」A |
更新日:
2016年2月9日
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合併の記念講演ということで、今年の6月から県内先行ロードショーの映画「マザーレイク」を制作された瀬木直貴監督と、プロデューサー兼俳優でもあるBOSSこと戸田有三氏をお招きし、地域発信型映画による地域貢献と経済効果や映画制作に伴う経営的な側面など、おもしろ楽しく拝聴させていただきました。
講演の前に、昨年9月発表の「都道府県別 魅力度ランキング」調査について説明がありました。さてここで問題です。滋賀県の魅力度ランキングは全国で何位だと思われますか?
参加者53人に対して3択で質問したところ、「トップ10」だと思われる人はわずか5名。その他の人は「真中ぐらい」と「ワースト10」で半々に別れました。この結果は何となく察しましたが・・・
いざ結果が出ると歓喜か、はたまたため息か?会場内がどよめきます。やっぱりかぁ〜と意気消沈してしまいました。滋賀のブランド力は残念ながら47都道府県中43位なのです(涙)
この不甲斐ない現実を認識した後に瀬木監督とBOSSがご登壇され講演が始まりました。映画を通じて滋賀の真の魅力、人々の気質や精神を「全国、世界に発信する」と監督は熱い想いで語られました。また、映画制作は儲かるものではなく、奉仕団体と同じで地域活性が原動力となっているそうです。一刻千金の如く時が過ぎ、あっという間の45分でした。
話の締めで印象に残ったのがこちらです→「琵琶湖の本当の良さは、ただの風光明媚ではない!美しい水、自然や景観の中に人々の暮らしの営みが見える。世界には素晴らしい景色はたくさんあるが、琵琶湖は人との共存が成立しているからこそ、とても価値のあることなのだ」
本日の話は我々に夢と希望を与えてくれたのではないでしょうか!さあ皆さまも映画「マザーレイク」を応援しましょう!そして一人でも多くの県民の方に観賞してほしいと願っております。ひとりひとりが自信と誇りを取り戻すために、滋賀県のみんなが元気になるために・・・
映画「マザーレイク」について 荒唐無稽なファンタジーでも観光映画でもありません。私たちがびわ湖に対して抱いてきた感謝と喜び、故郷のぬくもり、そして、先祖や家族を大切にする日本人の精神性を土台にしたヒューマンドラマです。誰もが一度は経験する、自然との一体感、世界との紐帯感、夢を追いかけたあの情熱。主人公たちのひと夏の冒険を通して、観客を“懐かしい未来”に誘います。
出演/内田朝陽、鶴田真由、高橋メアリージュン、別所哲也、木ノ本嶺浩、高橋ユウ、BOSS戸田、津田寛治、斉木しげる、大和田伸也‥ |
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