大津びわこ比叡LC・瀬田LC合同旅行例会A |
更新日:
2017年2月26日
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次に伝統的な信楽焼の窯元である「高橋楽斎窯」へ向かいました。楽斎の作品は大胆で古信楽や古伊賀の作風を採り入れた茶陶を中心に制作し、四代上田直方と共に近代信楽の名工として高い評価を受けています。
バスから降りると五代目楽斎さんがわざわざお出迎えくださいました。まずは登り窯を案内してもらうと、そのスケールの大きさにビックリ。年に1回のみ登り窯に火を入れるそうで、窯内が1300℃に達するには約1日を要し、燃料であるアカマツの薪も大量に使用されるとのこと。火のあたり加減と灰のかかり具合によって予期しない模様や色に焼きあがるため、同じ作品は決してできないそうです。
その他、蛇窯、イッテコイ窯を使って茶道具、壷、食器等を造っておられ、緋色、こげ、ビードロなど様々な焼きあがりの作品があり、丁寧にご紹介いただきました。それから、お目当ての奥様が点ててくださった朝宮抹茶(もちろん楽斎さんの器で)を自家製のお菓子とともに美味しくいただきました。ご馳走さまです! |
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