地域社会学習Vol.7「オクトーバーフェスト」@
更新日: 2016年9月27日
今宵は琵琶湖ホテルで開催のオクトーバーフェストに参加しました。オクトーバーフェストとはドイツのビール祭りで、歴史は1810年にさかのぼります。初回はバイエルン王子ルードヴィヒ1世と王女テレーゼの結婚のお祝いとして開催されたのがきっかけで、オクトーバーフェストとは「10月祭」の意味。当時の開催日が10月17日だったからです。しかし、9月の方が暖かいため、今では毎年9月に始まり10月に終わるように企画されています。

本場ミュンヘンでは市内の6つのビール醸造会社が運営する14の巨大ビールテントをはじめ、小さな屋台やアトラクションなど一日ではとても回りきれない広大な会場(その広さ、東京ドームの約9倍!)で多くのビールが飲み交わされます。

ところでミュンヘンのあるバイエルン州の北西部に位置するヴュルツブルク市が大津市と姉妹都市であることは、皆さんもちろんご存知でしょうね!?

ヴュルツブルクの生んだ詩人マクス・ダウテンダイ(1867年〜1918年)の名作「琵琶湖八景(Die acht Gesichter am Biwasee)の縁もあって、相互に交流を深め合ったのち、昭和54年2月13日にドクター・クラウス・ツァイトラー市長を迎えて姉妹都市の提携を行いました。

ヴュルツブルク市内には大津市の協力のもとに日本庭園「大津ガーデン」「近江の庭」が建設され、市民の憩いの場となっています。平成10年には大津市制100周年を記念して、琵琶湖畔のなぎさ公園にヴュルツブルクハウスが建設されました。ドイツのフランケン地方に特徴的な民家をできるだけそのままの形で建設しようと、建築資材をヴュルツブルクから取り寄せ、ヴュルツブルクの建築職人を招き、完成にいたったものです。鮮やかな色彩のドイツ風建物が琵琶湖畔の風景に色取りを添え、湖畔でくつろぐ人々の目印となっています。

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