大津びわこ比叡LC・瀬田LC合同旅行例会D
更新日: 2017年2月26日
甲賀忍術研究会の西田さんおすすめの「油日神社」に到着しました。水口町から伊賀方面へ約30分、三重県との県境、4町ほどある森の入口に鎮座しています。平安時代の元慶元年(877年)に「油日神」が従五位下を授かっており、これ以前から存在することがわかる古社とのこと。

甲賀忍者が活躍した戦国時代、上甲賀を中心とした武士は、地域の支配・運営のため同名中や郡中惣を構成しますが、油日神社はその拠り所となり、「甲賀の総社」と呼ばれ、信仰圏は広く郡域に及んだとされます。境内は「甲賀郡中惣遺跡群」の一つとして国の史跡に指定されています。

甲賀町には23件の国指定有形文化財があり県内で4番目。文化財以外にも資料は多く存在し、これらを保存・展示しているのが歴史民俗資料館です。白洲正子が「民芸であって民芸をこえている」と言われた福太夫の面をはじめ、ずずい子、古文書や生活用具、忍者の里らしい甲冑類など数多く並び、マニアでなくても興味を引く資料館でした。

本殿の前で集合写真をパシャ!宮司と西田さんにも入っていただきました。

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