大津びわこ比叡LC・瀬田LC合同旅行例会F |
更新日:
2017年2月27日
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2日目午前は五個荘の「商家に伝わるひな人形めぐり」を散策します。駐車場に着くと東近江市観光協会の百々(どど)さんがお出迎えしてくれました。先月に拝聴した「三方よし」のお話は大変勉強になりましたね。当クラブの皆さん「積善の家に余慶あり」や「妻女心得条」を覚えてますか?ここ五個荘でお復習いしたいと思います。
五個荘金堂地区は近江商人ゆかりの地として知られており、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。ボランタリーガイドさんに連れられて舟板塀や白壁で囲われた蔵屋敷や掘割に泳ぐ鯉を見ながら町並みを歩きました。毎年この時期になると「商家に伝わるひな人形めぐり」が開催されています。
近江商人屋敷4館(外村繁邸、外村宇兵衛邸、中江準五郎邸、藤井彦四郎邸)を巡り、江戸から平成までのお雛様を観賞しました。その数、総勢100組が展示されており、全部見ることはできませんが、明治時代に全国の長者番付に名を連ねた豪商、外村宇兵衛邸では豪華絢爛なひな人形(江戸末期)が印象的でした。
その昔、近江商人の生活が垣間見られる豪邸を訪れましたが、表面だけでない「三方よし」の精神を訴えているように思いました。ここは地域の歴史、近江商人の商法や家訓、その暮らしや文化、教育などさまざまな角度から「三方よし」を感じられるのでしょう。次に訪れる時はもう少し時間をかけて巡りたいです。 |
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