環境学習Vol.12「生物多様性」@ |
更新日:
2016年3月22日
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地域の宝物を見つけ出すキーワード「生物多様性」〜人の思いと自然再生を結ぶ〜
皆さまは環境保全活動といえば何を思い浮かべますか?まず身近なところから見ますと、自宅ではゴミの分別、節電、節水があり、台所では明日のゴミ回収は何かな?とビン・カンなど仕分けしますよね。光熱費節減のため?部屋を移動するたびにせっせと消灯したり、慌ただしい朝の身支度では洗顔など水道水を出したり止めたりと涙ぐましい努力もあるかと思います。
もう少し広域で考えてみましょう。定期的に実施されている町内の美化活動や山・川の手入れ、また田植えや植林の参加など地域のお付き合いもあるのではないでしょうか。釣り好きの方であれば外来魚のノンリリース。車の運転ではアイドリングストップを心がけている方もおられるでしょう。これらはすべて環境保全活動の一環につながっているのです。
更に地球規模になると、地球温暖化、生物多様性、化石燃料の枯渇、森林の破壊、原発問題と個人的にはスケールが大きすぎて何をしたらいいのか・・・と途方に暮れてしまいそうな問題も多々あります。その中でも滋賀県が「生物多様性しが戦略」を策定し取り組んでいる「生物多様性」について勉強したいと思います。
2010年10月、「いのちの共生と未来に」をテーマに、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が愛知県で開催され、「自然と共生する」世界を実現するために、生物多様性の主流化などの目標が掲げられました。これを聞くだけで何のこと?となりそうですが・・・結・社会デザイン事務所代表の菊池玲奈氏をお招きし素人でも解りやすい内容でご講演いただきました。
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