環境保全活動Vol.2「セタシジミの放流」@ |
更新日:
2016年10月11日
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去る5月第2例会、L青山三四郎から「セタシジミ」についてメンバースピーチがありました。その日にメンバー全員一致で「セタシジミの放流」をコミットしたため、阿江前会長からバトンを受け取った中嶋会長が思いを引き継ぎ、ようやく実現することができました。
瀬田の唐橋東詰から瀬田川を下ると南郷洗堰の手前に稲津港があります。この度、勢多川漁協さんにご協力いただき船を貸し切って、キャビネット環境委員長と当クラブメンバー18名、記者1名が4隻の船に分かれて乗り込みました。
夕方4時過ぎ、エンジン音が高まりいよいよ出港です。バスに揺られて下ってきた瀬田川を、今度は船で近江大橋付近まで上っていきます。いつもは道路から川を眺めますが、反対に船から景色を眺めると一転します。間近に水鳥が飛び立ち、釣りをしている人がこちらを向き、ボートが我々と並走する・・・新鮮な風景が目に入ってきます。
ゆるやかなS字を進むと京滋バイパスが最初に現れました。橋をくぐって少し上ると左岸に紫式部ゆかりの石山寺、そして石山温泉を通過します。名神高速道路と東海道新幹線の鉄橋をくぐれば料亭あみ定が見えてきました。そして日本三名橋のひとつ「瀬田の唐橋」が荘厳に架かっています。
「もののふの矢橋(やばせ)の舟は早くとも急がば廻れ瀬田の長橋」
東から京都へ上るには矢橋の港から大津への航路が最も早いとされていましたが、比叡おろしの強風により船出・船着きが遅れることも少なくなかったようです。瀬田まで南下すれば風の影響を受けずに唐橋を渡ることができ、時間が乱れることもないため「急がば廻れ」と詠んだのですね。(少し脱線しましたm(__)m)
国道1号線、東海道本線の鉄橋をくぐれば一気に川幅が広がります。左岸にはメタセコイヤの並木と日本精工大津工場が、右岸にはロイヤルオークホテルが佇んでいます。
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